コラム

単語暗記ってつらくない?

こんにちは、ゆうきさんです。

ってわけで、今回こそテーマは単語暗記! 単語暗記のつらさを分かち合いながら、どうしたら科学的にもっとも”らしい”方法で単語を覚えていけるかの話。科学って、その時点でもっともらしいことなので、そしてぼくは一定期間研究に身を捧げていたこともあるので、できるだけ正しい言葉を使おうと思っています。なので科学的に正しい、という書き方はしてません。地動説が天動説によってひっくり返されたみたいに、「正しい」なんて言いきれることなんてあまりないので。

型っ苦しいこと書きましたが今日の結論、単語暗記は指定範囲(塾で決められたり、自分で決めた範囲)を、眺めまくることで脳に見てる単語たちもしくはフレーズを大事だと勘違いさせることが重要です。

ちょっとだけ補足すると、ここで大事なのは「眺めまくる」の質です。同じ日に100回見るより、何日かかけて何周もするほうが記憶に残りやすい。これ、spacing effect(分散学習効果)って呼ばれていて、19世紀のエビングハウスから現代の研究まで、かなり支持されてきている話です。詰め込みより、時間をまたいだ繰り返しのほうが脳には刺さる。

じゃあ、どう繰り返したらいいんですかって。わけかわらん単語、暗記できてないやつ何回もみて、あーまた忘れてる、覚えてない、を突破するか。単純明快。ヒント書きましょう(画像参照)。apple り、みたいに覚えられてない単語の横に、その単語の意味のさいしょの一文字を書いたらいいんです。それでも思い出せなければ、apple りん〇、とかapple り〇ご、みたいに何文字か書いてとにかく思い出しやすい工夫をする。

これ、実は「ちょっと思い出しにくい状態で引っ張り出そうとする努力」自体が記憶を強くする、という考え方と一致しています。desirable difficulty(望ましい困難)という概念で、答えをすぐ見るより、少し引き出す努力をしたほうが定着しやすい。ヒントはその「ちょうどいい難しさ」を作る道具なんです。

ほんでもう一個。「あーまたわけわからん」って何度も思うと、だんだん単語帳を開くこと自体がしんどくなってきますよね。その感覚、あながち気のせいじゃなくて、不安や挫折感が高い状態だとインプットが脳にうまく処理されにくくなる、という話があります(情意フィルター仮説、Krashen)。ヒントはその不安を下げて、「周回を続けやすくする」ための設計でもあるんです。
これだけです。これだけで、単語みてヒントもない状態で「あーまたわけわからん」ってネガティブな状態を多少なりとも軽減でき、一番大事な「単語の範囲を周回する」ことが達成しやすくなるのです。

さあ、今日からやってみましょう!!

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